テーマ 「飯塚病院の改善活動と人材育成」

病院運営において、質の向上と職員の働きがいを両立させることは喫緊の課題です。
特に、現場を担うミドル層・リーダー層には、組織全体を巻き込む改善推進力と、それを担う人材を育成する力が不可欠です。 
今回の研修会では、日本で初めてデミング賞を受賞した飯塚病院における、TQM（総合的品質管理）を核とした改善活動の道のりと、その活動を通じて現場力と「自ら考える職員」を育んできた実践的な人材育成の仕組みをご紹介いただきます。 
単なる改善手法や成功事例の紹介にとどまらず、「どのように多職種を巻き込み、現場の連帯感を醸成しながら継続的な変革文化を根付かせたか」という、ミドル層に直結する組織変革とリーダーシップの視点を学べるのが本研修の特長です。

【研修内容の一部】
・デミング賞受賞を支えた飯塚病院のTQM（QCサークル）活動と「現場力」の源泉 
・「問題に気づき、改善できる」職員を育てるための具体的研修とPDCAサイクルの回し方
・職種を超えた強い連帯感を醸成する改善サークルの運営とマネジメント 
・ミドル層が組織文化を変革し、改善を現場に根付かせるためのリーダーシップと工夫

【この研修で得られる成果】
・病院全体の質向上と効率化を両立させるための、具体的な改善活動のヒントが得られる 
・職種の壁を超え、全員が参加する改善文化を醸成するための実践的な手法を学べる 
・「自律的に考え行動する」職員を育成するための、教育・指導のあり方をイメージできる 
・日本トップクラスの改善事例から、自院の組織風土変革につなげる気づきを得られる